どうせ習うなら、英語を母語とする先生に教わりたい。そう考えて料金ページを見比べ、いちばん安く見えたサービスに申し込みました。
ところが、講師を検索して最初に分かったのは、ネイティブ講師と話すには別料金のオプションが必要だということでした。追加すると、月額はほぼ倍になります。それでも払って始めてみると、今度は「受け放題」の対象が予約レッスンではないと気づきます。せっかく相性のよかった先生をもう一度指名しようとした画面には、コインが足りないと表示されました。
思い描いていた「毎日ネイティブと話す生活」にたどり着くまでに、関門がいくつもありました。
これは下調べが足りなかった、という話ではありません。原因は、「ネイティブ講師」という言葉が指すものが、会社ごとに違う ことにあります。サービス名に「ネイティブ」と付いていても、在籍する講師が全員母語話者とは限りません。国籍を問わず、独自のテストに合格した講師をネイティブと認定している会社もあります。
この記事では、主要9社について、公式ページで確認した講師区分・通常料金・予約条件を並べます。そのうえで、自分の受講ペースならどれが合うのか を判断できるところまで持っていきます。後半では、ネイティブ講師の25分を無駄にしないための準備フレーズを、声に出して練習できる形で用意しました。
なお、この記事は「講師はネイティブがいい」と決めている人に向けたものです。サービス選びそのものに迷っている段階なら、先に オンライン英会話 初心者向け11社比較|挫折しない選び方 を読んでおくと遠回りせずに済みます。初心者が挫折する原因は、講師の国籍よりも授業設計・予約・継続性の負担にあるからです。
料金はすべて 2026年8月時点 に各社公式ページで確認した 税込の通常料金 です。キャンペーン価格・初月割引は含みません。申し込み前に必ず公式の申込画面で最新の金額をご確認ください。
また、本記事は特定サービスとの提携・広告ではありません。SpeakSprint はオンライン英会話サービスではなく、レッスンの前後に一人で練習するためのアプリのため、比較の対象には含めていません。
「ネイティブ講師」は大きく4種類ある
比較記事の多くは「ネイティブ講師がいる/いない」で分類しますが、各社の公式説明を読むと、定義は 4 つに分かれます。
| 区分 | 意味 | 主なサービス | 読むときの注意 |
|---|---|---|---|
| 母語・第一言語型 | 英語を母語または第一言語とする講師 | Cambly、DMM英会話 | 比較的わかりやすい。ただし出身国やアクセントは多様 |
| 独自認定型 | 国籍以外の独自基準を満たした講師も認定 | ネイティブキャンプ、レアジョブ | 「全員が母語話者」とは限らない |
| ネイティブまたは同等型 | ネイティブに加え、バイリンガル・ネイティブレベルを含む | EF English Live、ベルリッツ | 毎回ネイティブが担当するとは限らない |
| カテゴリ型 | 公式に「ネイティブ講師」区分はあるが、認定基準の公開が限定的 | エイゴックス など | 定義は公式ページで要確認 |
とくに誤解が多い 2 社は、公式ページに定義がはっきり書かれています。
ネイティブキャンプ は、公式の説明で「ネイティブスピーカーによる、ネイティブスピーカーテストを実施しております。国籍に関わらず、テストを通過した講師は、ネイティブスピーカーとして認定される制度です」としています。つまり 国籍ではなく、独自テストの合否で認定される制度 です。
レアジョブ は「CEFR レベル C1 以上を有し、12年以上の英語教育を受けたものをネイティブ講師と称しております」と明記しています。こちらも「英語を母語として育った人だけ」という定義ではありません。
どちらも品質の話ではなく、言葉の定義の話 です。「英語圏で生まれ育った人と話したい」という希望が強いなら、公式ページのこの一文まで読んでから申し込む価値があります。
申し込む前に確認する5つのポイント
① その会社の「ネイティブ」の定義を読む
サービス名や広告のコピーではなく、講師紹介ページか FAQ の定義文を読みます。「母語話者」「第一言語」と書いてあるのか、「独自テストに合格」「CEFR C1 以上」と書いてあるのかで、実際に会う講師は変わります。
② 基本プラン込みか、追加オプションかで総額が変わる
ここが一番の落とし穴です。ネイティブ講師は多くの場合、基本プランの外にあります。
- ネイティブキャンプ: プレミアムプラン 7,480円 + ネイティブ受け放題オプション 9,800円 = 月17,280円(年間割引を使うと基本プランが 6,480円相当になり、合計 16,280円)
- レアジョブ: 日常英会話・毎日25分 7,980円 + ネイティブパス 8,000円 = 月15,980円(公式の料金表にも 15,980円と記載)
- DMM英会話: ネイティブ講師を選べる「プラスネイティブプラン」は上位プラン。月8回 12,980円、毎日1回 22,880円
「月7,480円でネイティブと話し放題」は成立しません。オプション込みの総額で比べるのが出発点です。
③ 表示された料金の範囲で、どこまでできるかを確かめる
月額を払えば好きな講師と好きなだけ話せる、とは限りません。1日に受けられる回数の上限も、講師を指名するときの費用も、会社ごとに違います。
- ネイティブキャンプ: 回数無制限の対象は、予約不要で空いている講師とすぐ始める「今すぐレッスン」です。講師と日時を指定する予約レッスンには、オプション加入後も別途コインが必要になります(オプション会員には予約割引がありますが、対象外の講師もいます)
- レアジョブ: ネイティブ講師のレッスンは1日1回まで。2回目以降は1回につきレッスンチケット3枚が必要です
- DMM英会話: 1日のレッスン数がそのまま予約上限で、受講中の1回が終わらないと次を予約できません
- エイゴックス: 講師によって1回に必要なポイントが80〜150Pと変わるため、「月◯回受けられる」と固定では見積もれません
「毎週金曜の21時に、あの先生と」 という使い方を考えているなら、その予約に追加費用や回数制限がかかるかを、申し込む前に確認してください。
④ 月額ではなく「実質1回単価」で見る
毎日プランは、受けなかった分を翌日に繰り越せないのが原則です。したがって、比べるべきは月額ではなく 自分が現実に受けられる回数で割った金額 です。平日は忙しく週2回が限界という人が毎日プランを契約すると、1回あたりの単価は跳ね上がります。具体的な数字は後述の表で確認してください。
⑤ 「ネイティブだから初心者に最適」ではない
英語を母語とすることと、外国語として英語を教えられることは別の能力です。英語教育の国際団体である TESOL International Association も、英語教師を母語で区別せず共通の専門基準で評価する立場を表明しています。発音についても、特定のアクセントを完全に真似ることより 相手に理解される話し方(intelligibility) を重視する考え方が一般的になっています。
初心者にとって効くのは、次のような講師の技術です。
- こちらのレベルに合わせて語彙と話す速度を調整できる
- 沈黙したときに、助け舟の出し方を心得ている
- 訂正を全部やらず、重要なものだけを選んで直せる
- 直した表現をチャットに文字で残してくれる
これは母語かどうかとは別軸です。逆に、ネイティブ講師が本当に効くのは「自然な言い換え」「イディオム」「特定地域のアクセントに慣れる」「文化的なニュアンス」 といった領域で、ここは母語話者の独壇場です。自分が今どちらを必要としているかで、選ぶ相手は変わります。
主要9社の比較表
公式ページで確認した内容をまとめます(2026年8月時点・税込・通常料金)。
| サービス | 公式上の講師区分 | ネイティブ講師を使う条件 | 通常料金(税込) | 予約の扱い |
|---|---|---|---|---|
| Cambly | 100%ネイティブ英語講師 | プランを契約 | Groups 3,000円/月〜、Private+ 9,000円/月〜、Pro 13,600円/月〜(いずれも最低料金。割引価格が併記されている) | 契約したプランの枠内で予約 |
| DMM英会話 | 英語を第一言語とする講師をネイティブ区分 | プラスネイティブプラン | 月8回 12,980円/毎日1回 22,880円/毎日2回 44,980円/毎日4回 72,980円 | 1日のレッスン数=予約上限。受講が終わると次を予約できる |
| レアジョブ英会話 | CEFR C1以上・12年以上の英語教育を受けた講師 | 毎日プラン + ネイティブパス | 日常英会話 毎日25分 15,980円(7,980円+パス8,000円) | ネイティブ講師は1日1回まで。2回目以降はレッスンチケット3枚 |
| ネイティブキャンプ | 独自テスト通過者を国籍不問で認定 | プレミアムプラン + ネイティブ受け放題 | 17,280円(7,480円+9,800円)/年間割引利用時は 16,280円 | 今すぐレッスンが回数無制限。予約は別途コイン |
| エイゴックス | ネイティブ講師カテゴリ | ポイント消費、または全講師タイプ毎日プラン | 200ポイント 2,200円〜(1P=11円。ネイティブ講師は1回80〜150P=880〜1,650円)/全講師タイプ毎日プラン 19,880円 | ポイントプランは予約の保持数に上限あり |
| ECCオンライン ハイパーレッスンズ | 公式では講師の出身国(アメリカ・カナダ・イギリスなど)を掲載 | 月額プログラム | 一般 23,100円/優待 22,000円 | マンツーマン40分×月4回+グループ45分 |
| EF English Live | ネイティブまたはバイリンガル講師 | 月額プログラム | 月額 18,500円/3か月 49,900円/6か月 85,900円 | マンツーマン40分×月4回+グループ45分×月30回まで。7日間の無料体験あり |
| ベルリッツ | 英語ネイティブまたはネイティブレベルの外国人教師 | コース契約 | コース契約制(回数・期間で変動するため公式で要確認) | 講師の固定・指名が前提のサービスではない |
| Preply | 講師ごとのプロフィール。「ネイティブ講師」フィルタあり | 講師を個別に選んで契約 | 講師が個別に設定(1時間あたりおおよそ300円台〜6,300円以上) | 同じ講師を継続しやすい。講師選びは自分で行う |
表を読むときの注意
- Cambly の金額は「最低料金」で、受講頻度・契約期間・割引によって変わります。固定の月額として比較しないでください。
- ECC ハイパーレッスンズと EF English Live は、25分マンツーマンだけを売るサービスではなく、個別・グループ・自習教材を組み合わせた総合プログラムです。単純な1回単価では比較できません。
- ベルリッツは価格帯もサービス設計も低価格オンライン英会話とは別カテゴリです。目的別のプレミアムスクールとして考えるほうが適切です。
- EF English Live は公式ページ内で料金表記が変わることがあるため、申込画面での確認をおすすめします。
確認に使った公式ページ: ネイティブキャンプ 料金 / ネイティブキャンプ ネイティブスピーカー / DMM英会話 料金プラン / レアジョブ 料金 / レアジョブ ネイティブパス / Cambly / エイゴックス 料金 / ECCオンライン ハイパーレッスンズ / EF English Live 料金 / ベルリッツ 教師の特長 / Preply 英語講師
月に何回受けるかで、答えは変わる
同じサービスでも、受講頻度が変われば損得は逆転します。定額プランを、実際の受講回数で割った実質1回単価は次のとおりです。
| 月の受講回数 | ネイティブキャンプ(17,280円) | レアジョブ(15,980円) | DMM英会話 毎日1回(22,880円) |
|---|---|---|---|
| 4回 | 4,320円 | 3,995円 | 5,720円 |
| 8回 | 2,160円 | 1,998円 | 2,860円 |
| 12回 | 1,440円 | 1,332円 | 1,907円 |
| 20回 | 864円 | 799円 | 1,144円 |
| 31回 | 557円 | 516円 | 738円 |
ここから読み取れることは、はっきりしています。
月8回以下なら、定額プランは割高です。 DMM英会話のプラスネイティブ月8回プランは 12,980円なので1回あたり約1,623円。エイゴックスのポイント制なら、ネイティブ講師1回あたり 880〜1,650円で、月1〜2回だけという使い方もできます。週1〜2回ペースの人が毎日プランを選ぶ理由は、ほとんどありません。
月20回を超えると、定額プランが一気に強くなります。 ネイティブキャンプは今すぐレッスンが回数無制限なので、1日2回以上受ける人なら月60回で1回288円まで下がります。ただしこれは、思い立ったときに空いている講師と話すスタイルが自分に合う場合の話です。
レアジョブのネイティブパスについては、公式が「月5回以上、またはネイティブ講師を週2回以上利用したい場合」を加入の目安として案内しています。それ以下の頻度なら、加入せずレッスンチケットで都度予約するほうが安くなります。
目的別に見た第一候補
総合ランキングにすると評価軸が混ざるので、目的別に分けます。
| あなたの目的 | 第一候補 | 補足 |
|---|---|---|
| 母語話者との会話量を最優先したい | Cambly | 公式に100%ネイティブと明記。料金は最低額表示で変動する |
| 月8回程度、教材に沿って受けたい | DMM英会話 プラスネイティブ月8回 | 1回あたり約1,623円。講師は固定せず教材を固定すると続く |
| 日本人・フィリピン人講師と併用したい | レアジョブ + ネイティブパス | 加入の目安は月5回以上 |
| 月20回以上、思い立ったときに受けたい | ネイティブキャンプ | 予約ではなく今すぐレッスン中心の使い方向け |
| 月1〜4回だけネイティブと話したい | エイゴックス | ポイント制。有効期限に注意 |
| 学習の順序をサービスに任せたい | ECCオンライン ハイパーレッスンズ | 高価格。マンツーマンは月4回 |
| 個別+グループ+自習教材で固めたい | EF English Live | 講師はネイティブまたはバイリンガル |
| 目的別に本格的な指導を受けたい | ベルリッツ | コース契約制。料金は公式で要確認 |
| 同じ講師と長く続けたい | Preply | 講師選定の手間は大きい |
ネイティブ講師の25分を活かせるかは、始める前で決まる
ここまでは選び方の話でした。ですが、どのサービスを選んでも共通して効いてくるのは、レッスンが始まる前の状態 です。
オンライン英会話の1レッスンは、多くの場合25分です。あいさつ、接続確認、教材を開く時間を差し引くと、自分が話せる時間はもっと短くなります。沈黙と聞き返しが続いた回は、実質の発話時間が5分前後しか残らないこともあります。1回2,000円前後を払っているなら、この5分の中身が結果のすべてです。
そして相手がネイティブ講師の場合、この差はさらに開きます。日本語が使えない、日本人がつまずく箇所を体感として知らない講師も多い、話す速度が速い。準備なしで臨むと「聞いているだけの25分」になりやすい のは、むしろネイティブ講師のレッスンのほうです。
必要なのは難しい表現ではありません。「もう少しゆっくり話してほしい」「今の単語をチャットに書いてほしい」を、考えずに口から出せる状態 です。これがあるだけで、25分の質は変わります。
レッスンで何を話すかのネタは オンライン英会話で何を話す?話題が尽きない定番ネタと言い回し集 に、初回レッスンまでの準備全体は オンライン英会話を始める前に覚えるべきフレーズ にまとめています。相槌や会話のテンポが日本語と違って戸惑う人は 英語で相槌は打たない?日本と英語の会話テンポの違い もあわせてどうぞ。
レッスン前に、作れるようにしておきたい文
ここからは実際に練習してみましょう。日本語を見て、3秒以内に英語を口に出してみてください。読むだけでは意味がありません。声に出すことが目的です。
① 相手の英語についていくための一言
日本語が使えない相手だからこそ、最初の3分で使う「聞き返し」の型が要ります。ここが出るかどうかで、残り22分の難易度が変わります。
あいさつや自己紹介まで含めた、レッスン全体の定番フレーズは オンライン英会話を始める前に覚えるべきフレーズ にまとめてあります。
② ネイティブ講師にこそ聞きたい質問
ここが、ネイティブ講師を選んだ意味が出る部分です。文法の正誤は教材やアプリでも確認できます。母語話者に聞くべきなのは、「文法的に正しいか」ではなく「実際にそう言うか」 のほうです。
③ 発音とアクセントについて頼む
発音の微調整も、母語話者と練習する価値が大きい領域です。ただし「ネイティブそっくりに」ではなく、相手に伝わるかどうか を基準に頼むほうが実用的です。
3つのブロックを一度も詰まらずに言えたなら、初回レッスンで固まる確率はかなり下がります。詰まった文があれば、そこが今のあなたの伸びしろです。
よくある間違い
準備フレーズでつまずきやすいのは、文法よりも「丁寧さ」と細かい語法です。
△ 不自然Please speak slowly.
◯ 自然な言い方Could you speak a little more slowly?
なぜ通じるが命令に近く響く。Could you 〜? にすると依頼として自然。
△ 不自然I want you to correct my English.
◯ 自然な言い方Could you correct my English?
なぜI want you to は指示のように聞こえやすい。
✗ 間違いPlease teach me the difference of these two.
◯ 正しいCould you tell me the difference between these two?
なぜ「AとBの違い」は the difference between。説明を求める場面は teach より tell。
✗ 間違いI didn't catched that.
◯ 正しいI didn't catch that.
なぜdid を使う否定文では動詞を原形に戻す。
✗ 間違いCan you say again?
◯ 正しいCould you say that again?
なぜ「それを」にあたる that が必要。
✗ 間違いI'm beginner.
◯ 正しいI'm a beginner.
なぜ数えられる名詞なので冠詞 a が要る。
✗ 間違いCould you speak more slow?
◯ 正しいCould you speak more slowly?
なぜ動詞 speak を修飾するので副詞 slowly。
✗ 間違いI have studying English for three years.
◯ 正しいI have been studying English for three years.
なぜ継続を表す現在完了進行形は have been -ing。
Could you 〜? が反射で出るようになると、レッスン中の「言いたいのに言えない」が目に見えて減ります。現在完了の使い分けに不安がある人は 現在完了が使えない人へ もあわせて練習してみてください。
無料体験では「ネイティブ枠の実在」を確かめる
比較表の数字だけでは判断できない最大の点は、自分が受けたい時間帯に、ネイティブ講師の枠が本当に空いているか です。在籍数が多くても、平日の夜に取れなければ意味がありません。無料体験では、料金表からは見えないこの5点を確認してください。
- 時間帯別の供給: 自分が受けたい時間(平日の21〜23時など)に、予約または今すぐ受講できるネイティブ講師が何人表示されるか
- 初心者対応で絞ったときの数: 「初心者向け」で絞り込むと、上の人数がどこまで減るか
- 同じ講師の翌週予約: 気に入った講師の枠を翌週も取れるか。取れる場合、追加のコインやチケットが必要か
- 追加料金の見え方: 予約画面で、ネイティブ講師の追加コスト(コイン・チケット・オプション)が申し込み前に分かるか
- 無料体験後の課金: 自動更新の条件、オプションが自動で継続するか、解約の手順
レッスンそのものの質(講師が主導してくれるか、話す速度を調整してくれるか、訂正をチャットに残すか)を各社で採点する方法は、初心者向け11社比較の「無料体験を比較テストにする8項目」 にまとめてあるので、そちらの採点表をそのまま使ってください。
体験レッスンの冒頭では、次の3文をそのまま伝えると比較しやすくなります。同じ依頼をして、講師の対応がどう違うかを見るわけです。
SpeakSprint で、レッスン前の準備を習慣にする
ここまで読んで、「結局どれを選んでも、自分が話せなければ同じでは」と感じた方は、おそらくその感覚が正しいです。ネイティブ講師との25分は、英語を教わる時間ではなく、すでに作れる文を実戦で試す時間 として使うと、費用対効果が跳ね上がります。
SpeakSprint は、この記事で練習したような 日本語を見て、英語を組み立て、声に出す 練習を毎日続けるためのアプリです。話した英語には AI がフィードバックを返すので、「通じるけれど不自然」なのか「文法的に間違っている」のかを、一人でも切り分けられます。オンライン英会話のレッスン前の10分に使えば、講師の前で固まる時間を、そのまま話す時間に変えられます。
高いお金を払うレッスンほど、準備した人だけが得をします。一人で英語を口に出す練習の進め方は 英語スピーキングを一人で練習する方法 に、その土台となる瞬間英作文の考え方は 瞬間英作文とは?効果的な練習法 にまとめています。
まとめ
- 「ネイティブ講師」の定義は各社で違う。母語話者限定とは限らず、独自テストや CEFR C1 以上を基準にしている会社もある
- ネイティブ講師は多くの場合オプション扱い。基本プランとの合計(ネイティブキャンプ 17,280円、レアジョブ 15,980円など)で比較する
- 「受け放題」の対象が今すぐレッスンか予約かを確認する。同じ講師を指名したいなら、追加コストが必ず発生すると考えておく
- 月8回以下ならポイント制・回数制、月20回以上なら定額の受け放題。実質1回単価で逆転する
- 母語であることと教える技術は別。自然な言い換え・イディオム・発音の微調整はネイティブの独壇場だが、基本文型の反射は別の練習で作る
- どのサービスを選んでも、25分のうち「自分が話す時間」は準備した分しか増えない
よくある質問
ネイティブキャンプなら月7,480円でネイティブ講師と話し放題ですか?
いいえ。プレミアムプラン 7,480円は多国籍の講師と今すぐレッスンを回数無制限で受けられる基本プランで、ネイティブ講師を回数無制限にするには月9,800円のネイティブ受け放題オプションが必要です。通常の合計は月17,280円になります。また、回数無制限の対象は予約不要の今すぐレッスンで、講師と日時を指定する予約レッスンには別途コインが必要です。
ネイティブ講師のほうが上達は早いですか?
目的によります。自然な言い換え、イディオム、特定地域のアクセントへの慣れ、文化的なニュアンスといった領域はネイティブ講師が得意です。一方で、英語を母語とすることと外国語として教える技術は別の能力で、TESOL International Association も英語教師を母語で区別せず共通の専門基準で評価する立場を示しています。基本文型を反射で出す段階なら、講師の母語よりレベル調整の上手さで選ぶほうが効果的です。
できるだけ安くネイティブ講師と話すにはどうすればいいですか?
月の受講回数で最適解が変わります。月1〜4回ならエイゴックスのポイント制が1回880〜1,650円で使えます。月8回前後ならDMM英会話のプラスネイティブ月8回プランが12,980円で1回あたり約1,623円です。月20回以上受けるならネイティブキャンプの受け放題が1回864円以下まで下がります。定額プランは受けなかった分を翌月に繰り越せないため、現実に受けられる回数で割って比較してください。
同じネイティブ講師に毎週習うことはできますか?
どのサービスでも保証はされていません。ネイティブキャンプの受け放題は今すぐレッスンが対象で、講師と日時を指定する予約には別途コインが必要です。DMM英会話は1日のレッスン数が予約上限で、受講が終わってから次を予約する仕組みのため、人気講師の枠を先に押さえ続けるのは難しくなります。同じ講師との継続を最優先するなら、講師を個別に選んで契約するPreplyのようなマーケットプレイス型が選択肢になります。
初心者がいきなりネイティブ講師のレッスンを受けても大丈夫ですか?
受けても問題ありませんが、準備の有無で結果が大きく変わります。日本語が使えず話す速度も速いため、準備なしだと聞いているだけの25分になりやすいからです。ゆっくり話してほしい、チャットに書いてほしい、もう一度言ってほしい、といった依頼を英語で反射的に言える状態にしてから臨むと、同じ25分でも話せる量が変わります。事前に日本語を見て英語を組み立てて声に出す練習をしておくのが効果的です。
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