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「私も」を英語で即答|So do I・Neither do I・Me too・Me neither の使い分け

目次

昼休み、同僚が I can't eat spicy food. と言いました。とっさに Me too! と返してから、「否定の文にも Me too でよかったんだっけ?」と気になりました。午後には別の同僚が I went to the concert yesterday. と言い、今度は So do I. と返してしまい、言った直後に「昨日の話なのに do でいいのか」と引っかかりました。

どちらも、相手には「私も」と伝わってはいます。ただ、「私も」を毎回ためらっていると、相手の話に一言で乗っかる回路 が育ちません。まず 3 問、日本語を見て 3 秒で英語にしてみてください。

「私はコーヒーが好きです。」「私もです。」"I like coffee." "So do I."
「私は肉を食べません。」「私もです。」"I don't eat meat." "Neither do I."
「私は昨日映画を見ました。」「私もです。」"I watched a movie yesterday." "So did I."

日本語の答えはどれも「私もです」なのに、英語は So do I Neither do I So did I と 3 通りに分かれました。決め手は「相手の文が肯定か否定か」と「相手の文の動詞が何か」の 2 つだけ です。この記事では、その 2 つを聞き取って返す手順を、話すときの判断に組み替えます。

「私も」が英語でとっさに出ないのはなぜ?

結論から言うと、日本語の「私も」は 1 語で済むのに、英語では相手の文の「肯定・否定」と「動詞」を聞き取ってから形を選ぶ必要があるからです。

原因は 3 つに分けられます。

1つ目は、日本語の「私も」が肯定と否定を区別しないから。 「コーヒーが好き」「私も」も、「肉を食べない」「私も」も、日本語では同じ「私も」です。英語では 肯定への同意は So / too、否定への同意は Neither / either と言葉が変わります。日本語の感覚のまま返すと、否定の文にも So do I. や Me too. が出てきます。

2つ目は、相手の動詞を「返す」判断が要るから。 So do I. の do は、いつも do ではありません。相手が過去の話をしたら did、can't と言ったら can、has been と言ったら have に変わります。相手の文を聞きながら動詞を拾っておかないと、返すときに選べません。冒頭の So do I. は、まさにここでつまずいた例です。

3つ目は、So + 動詞 + 主語という語順に慣れていないから。 疑問文でもないのに、主語の前に動詞が来ます(倒置)。普段の I do. の語順で So I do. と言いかけて止まる人が多いのはこのためです。

足りないのは知識ではなく、「相手の文 → 返す形」の対応を何度か口で往復しておくことです。英語そのものがとっさに出てこない感覚に悩んでいる方は、「英語が口から出てこない」は知識不足じゃない もあわせて読んでみてください。

「私も」の言い方一覧——So do I・Me too・Neither do I・Me neither

会話で使う「私も」は、次の表で足ります。

相手の文短い言い方動詞を返す言い方主語 + too / either
肯定(I like coffee.)Me too.So do I.I do too.
否定(I don’t eat meat.)Me neither.Neither do I. / Nor do I.I don’t either.

どれも正しい英語で、SpeakSprint でも Me too. I do too. Me neither. Nor do I. を正解として受け付けます。

違いをざっくり言うと、Me too. / Me neither. は短くて軽い響き、So do I. / Neither do I. は動詞まで返すぶん少しきちんとした響きがあります。ただ、これは「どちらかと言えば」の差で、友人同士の会話でも So do I. は普通に使われます。迷ったら、とっさのときは Me too / Me neither、落ち着いて言えるときは So do I / Neither do I くらいの使い分けで十分です。

Me too. と So do I. には、もう一つ実用上の違いがあります。Me too. は「私も」にしか使えません。「彼もです」「メアリーもです」と言いたいときは、So is he. Neither has Mary. のように So / Neither の形を使います(後半で練習します)。

肯定の文には So do I——相手の動詞をそのまま返す

結論から言うと、So の後ろには相手の文で使われた動詞を、時制ごとそのまま返します。

相手の文相手の動詞「私も」
I like coffee.一般動詞の現在 → doSo do I.
I watched a movie yesterday.一般動詞の過去 → didSo did I.
She has been to France.現在完了 → haveSo have I.
I’m hungry.be 動詞の現在 → amSo am I.
I was tired.be 動詞の過去 → wasSo was I.
I can swim.can → canSo can I.

一般動詞の文は、相手の文に do や did が見えていなくても、現在なら do、過去なら did を返します。So did I. の did は、I watched の「過去」を受け取ったしるしです。

So do I. は、最後の I を少し強めに言うと「私も」が伝わりやすくなります。

So do I で言う練習

日本語を見て、相手の文から先に言い、続けて「私も」を返してください。2 文目で動詞を選ぶときに、1 文目の時制を思い出すのがコツです。

「私はコーヒーが好きです。」「私もです。」"I like coffee." "So do I."
「私は昨日映画を見ました。」「私もです。」"I watched a movie yesterday." "So did I."
「彼女はフランスに行ったことがあります。」「私もあります。」"She has been to France." "So have I."

3 問目は相手が She ですが、返すのは「私も」なので So have I. です。She has に引きずられて So has I. としないように、動詞の形は返す側の主語(ここでは I)に合わせます。

否定の文には Neither do I——Me too ではなく Me neither

結論から言うと、否定の文に「私も(〜ない)」と返すときは、So の代わりに Neither を使います。後ろに返す動詞の選び方は肯定のときと同じです。

相手の文相手の動詞「私も(〜ない)」
I don’t eat meat.don’t → doNeither do I.
I didn’t know anything about it.didn’t → didNeither did I.
I can’t swim.can’t → canNeither can I.
I haven’t finished yet.haven’t → haveNeither have I.

Neither 自体に「〜もない」という否定が入っているので、返す動詞は don't ではなく do です。Neither don't I. と否定を重ねないようにしてください。

Neither do I で言う練習

「私は肉を食べません。」「私もです。」"I don't eat meat." "Neither do I."
「私は泳げません。」「私もです。」"I can't swim." "Neither can I."

この 2 問は、Me neither. でも正解です。Nor do I. Nor can I. も同じ意味で使えます。

否定の文に Me too はダメ?

冒頭の I can't eat spicy food. に Me too! と返した場面です。

基本は Me neither. です。学校英語でもこの形を習いますし、否定の文への同意として一番誤解がありません。一方で、くだけた会話では否定の文に Me too. と返すネイティブスピーカーも実際にいて、たいていは文脈で「私も(〜ない)」と通じます。

ただ、自分から使う形としては、Me neither. か Neither can I. を口に入れておくほうが安全です。相手の文に not や n't が聞こえたら Neither、と反射で切り替えられるようにしておきましょう。

「彼もです」「メアリーもです」——主語を替えるだけ

結論から言うと、So do I. の I を言いたい人に替えるだけです。動詞はその人に合わせます。

Me too. は「私も」にしか使えないので、自分以外のことを言うときはこの形が出番になります。

「私はそのニュースを聞いて驚きました。」「彼女もです。」"I was surprised to hear the news." "So was she."
「私は明日パーティーに行きます。」「彼もです。」"I'm going to the party tomorrow." "So is he."
「トムはまだ宿題を終えていません。」「メアリーもです。」"Tom hasn't finished his homework yet." "Neither has Mary."
「私はそのことについて何も知りませんでした。」「彼らもです。」"I didn't know anything about it." "Neither did they."
「私はその提案に賛成できません。」「私もです。彼もです。」"I can't agree with that proposal." "Neither can I." "Neither can he."

2 問目の I'm going は be 動詞の文なので、返すのは is です(主語が he なので am ではなく is)。3 問目は相手の主語が Tom で、返す主語が Mary なので has のままです。

倒置がとっさに出ないときは、主語を先に言って最後に too / either を付ける形でもかまいません。She was too. He is too. Mary hasn't either. They didn't either. はどれも自然な英語で、SpeakSprint でも正解になります。否定の文では too ではなく either を付ける点だけ気をつけてください。

日本語の「〜も」から形を引く

話すときに必要なのは、相手の文から形を引く索引です。

相手の文「私も」「彼も」
一般動詞の現在の肯定(I like …)So do I. / Me too.So does he.
一般動詞の過去の肯定(I watched …)So did I. / Me too.So did he.
be 動詞の肯定(I’m … / I was …)So am I. / So was I.So is he. / So was he.
現在完了の肯定(I have been …)So have I.So has he.
一般動詞の否定(I don’t … / I didn’t …)Neither do I. / Neither did I. / Me neither.Neither does he. / Neither did he.
can の否定(I can’t …)Neither can I. / Me neither.Neither can he.
現在完了の否定(I haven’t …)Neither have I. / Me neither.Neither has he.

迷ったら、「肯定か否定か」で So と Neither を決め、次に「相手の文の動詞」で do / did / be / have / can を決める の 2 段階で考えてください。

よくある間違い

「私も」のミスは、ほとんどが「肯定・否定の取り違え」と「返す動詞の取り違え」です。

✗ 間違い"I don't eat meat." "So do I."

◯ 正しい"I don't eat meat." "Neither do I."

なぜ否定の文への同意は So ではなく Neither

△ 不自然"I can't swim." "Me too."

◯ 自然な言い方"I can't swim." "Me neither."

なぜくだけた会話では通じることもあるが、否定の文への同意は Me neither が基本

✗ 間違い"I watched a movie yesterday." "So do I."

◯ 正しい"I watched a movie yesterday." "So did I."

なぜ相手の文が過去なので did を返す

✗ 間違い"I can't swim." "Neither do I."

◯ 正しい"I can't swim." "Neither can I."

なぜ相手が使った助動詞 can をそのまま返す

✗ 間違い"She has been to France." "So do I."

◯ 正しい"She has been to France." "So have I."

なぜ現在完了の文には have を返す

✗ 間違い"I was surprised to hear the news." "So did she."

◯ 正しい"I was surprised to hear the news." "So was she."

なぜbe 動詞の文には be 動詞(ここでは過去の was)を返す

✗ 間違い"I like coffee." "So I do."

◯ 正しい"I like coffee." "So do I."

なぜ「私も」は So + 動詞 + 主語の語順。So I do. は「言われてみれば確かにそうだ」と相手の指摘を認める言い方になり、「私も」にはならない

✗ 間違い"I don't eat meat." "Neither don't I."

◯ 正しい"I don't eat meat." "Neither do I."

なぜNeither 自体が否定なので don't を重ねない

✗ 間違い"I don't eat meat." "I don't too."

◯ 正しい"I don't eat meat." "I don't either."

なぜ否定の文で主語を先に言うなら、too ではなく either

仕上げ:「私も」を混ぜて練習(6問)

最後に、肯定・否定・主語の入れ替えを混ぜた 6 問です。今度は答えが隠れているので、日本語を見て 3 秒で英語を声に出してから、「答えを見る」をタップして確認してください。

「私は泳げません。」「私もです。」
答えを見る答えを隠す"I can't swim." "Neither can I."
「私は昨日映画を見ました。」「私もです。」
答えを見る答えを隠す"I watched a movie yesterday." "So did I."
「トムはまだ宿題を終えていません。」「メアリーもです。」
答えを見る答えを隠す"Tom hasn't finished his homework yet." "Neither has Mary."
「彼女はフランスに行ったことがあります。」「私もあります。」
答えを見る答えを隠す"She has been to France." "So have I."
「私はそのことについて何も知りませんでした。」「彼らもです。」
答えを見る答えを隠す"I didn't know anything about it." "Neither did they."
「私は明日パーティーに行きます。」「彼もです。」
答えを見る答えを隠す"I'm going to the party tomorrow." "So is he."

3 秒以内に 4 問以上出てきたなら、形は口に入っています。詰まった文は、明日もう一度だけ言い直してください。

「相手の文の動詞を拾って返す」動きは、文末に isn't it? don't you? を付ける 付加疑問文 とまったく同じです。続けて練習すると、相手の動詞を聞き取るクセがまとめて付きます。don't didn't can't の否定文そのものに自信がない方は 否定文が口から出ない人へ で、have been の形は 現在完了形が使えない本当の理由 で練習できます。「私も」以外のリアクションの返し方は 英語で相槌は打たない? にまとめています。

SpeakSprint で「私も」を練習する

この記事の練習問題は、SpeakSprint の「So do I. / Neither do I.(同意・倒置)」ユニットから引用しています(表や間違いの例には、説明のために作った文も混ざっています)。アプリでは同じ問題を、日本語を見て声に出し、AI の採点を受けながら練習できます。

採点は正解・不正解だけでなく、どこがどう問題だったのかを 12 種類の文法カテゴリで返します。So do I. と Me too. のようにどちらでも正しい返し方なら正解になり、時制や助動詞の取り違えは指摘として返ってきます。カテゴリの全体像は 英語が伸びない原因がわかる にまとめています。

相手の話に「私も」と一言で乗る練習を、日本語を見て英語を組み立て、実際に声に出して回答する形で毎日続けたい方に向いています。

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よくある質問

So do I と Me too は何が違いますか?

どちらも肯定の文に「私も」と返す言い方で、意味はほぼ同じです。Me too は短くて軽い響き、So do I は相手の動詞まで返すぶん少しきちんとした響きがありますが、友人同士の会話でも So do I は普通に使われます。実用上の違いは、Me too が「私も」にしか使えない点です。「彼もです」と言うなら So does he や So is he のように So の形を使います。

否定の文に Me too と返してはいけませんか?

否定の文に同意するときは Me neither か Neither do I が基本です。くだけた会話では否定の文に Me too と返すネイティブスピーカーもいて、たいていは文脈で通じますが、誤解のない形は Me neither です。I cannot swim. と言われたら Me neither. か Neither can I. と返すのが安全です。相手の文に not が聞こえたら Neither に切り替える、と覚えておくと迷いません。

So did I や Neither can I のように動詞が変わるのはなぜですか?

So と Neither の後ろには、相手の文で使われた動詞を時制ごと返すからです。相手が I watched a movie yesterday. と過去の話をしたら So did I.、I can swim. なら So can I.、She has been to France. なら So have I.、I was tired. なら So was I. になります。一般動詞の文では、相手の文に do が見えていなくても、現在なら do、過去なら did を返します。

Neither do I と Nor do I と I don't either はどう違いますか?

どれも否定の文に「私も(〜ない)」と返す言い方で、意味は同じです。Neither do I と Nor do I は語順も同じで、Nor のほうが少し改まって聞こえることがあります。主語を先に言う形では、否定の文なので too ではなく either を最後に付けます。倒置の語順がとっさに出ないときは、主語を先に言う形で返してもまったく問題ありません。

「私もそう思います」は英語でどう言いますか?

相手が I think so. と言ったなら、So do I. や Me too. で返せます。相手の意見そのものに賛成するなら I think so too. や I agree. がよく使われます。相手が否定の意見を言ったときは、Neither do I. や Me neither. で「私もそう思いません」になります。ここでも肯定か否定かで So と Neither を切り替える点は同じです。

関連記事: 付加疑問文の作り方 / 英語で相槌は打たない? / 英文法の記事一覧

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